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院長コラム

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脳梗塞を疑うのは、言語障害やマヒだけではないんです。


話は、今日受診されたおばあちゃんの話。

先週右手付近を打撲したらしいけども、右親指の付け根あたりが腫れているとの事で、整形外科を受診され、骨折疑いの精査でのCT目的で紹介されました。

外来には息子様と来院されましたが、よく聞いてみると、もともとは元気だったにも関わらず、今週の水曜日より言葉が少なくなったり、活動性が落ちているとのこと。

「ん?手のケガで喋らなくなったり、活動性の低下??ありえん!」

でも話を聞いてみると、木曜日にある脳神経外科に行って検査を受けたといわれる。

でも、本人は話しかけると喋りはしますが、明らかに反応は鈍く、家族も以前とは全然違うと言われる。

絶対おかしいので、手のCTに加えて、頭のMRIも施行しました。
ご家族は一度調べているのに。。。と訝しくしていましたが。
その結果。。。。


脳梗塞
白い部分が新鮮脳梗塞

 
ほら!脳梗塞じゃんか!! 何を調べのか。。。という話です。


「比較優良広告」と言われない為に、きちんと説明をしておきます。

脳梗塞の典型的な症状としては、

  1. 言語障害
  2. 運動マヒ
  3. 眩暈
等がありますが、高齢者含め急に反応性が落ちたり、言動がおかしくなったりした時には 脳梗塞含めて頭の病気を疑う必要があります。

今回も明らかな言語障害や運動マヒはありませんでしたが、画像からも言語障害や運動マヒ自体は出にくい場所ですので、言語障害やマヒがないのは当然です。

この様な脳梗塞もある事を知っておいていただきたいと思います。

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