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院長コラム

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「認知症に負けないために」梶川博 森惟明 著

翠清会梶川病院は私が広島に帰ってきた時にお世話になった病院です。

私が働いていた頃は既に梶川博先生は第一戦を退いておられましたので、一緒に働いたという事は無いのですが、そのお人柄をとても尊敬している先生です。

その梶川博先生が書かれた「認知症に負けないために ―知っておきたい、予防と治療法―」の改訂版が出ているのを書店で見つけたので、購入して読んでみました。

認知症に関して隅から隅まで網羅しているので、ちょっと患者様やご家族には読みにくいかなぁ。。。と言うのが正直な印象でした。

患者様やご家族に取っては第3章以降の治療や予防、介護に関するものが役に立つのではないかと思いました。前半に関しては興味のある方は読まれるととても勉強になると思います。

認知症自体を改善させることは難しく、基本的には徐々に進行していく病気です。また、内服には進行を遅らせる効果があるとは言われていますが、内服のみでは不十分で、ご本人様の生活状態によってもその進行は影響される事は間違いありません。

内科などで、認知症の内服を出されている方は多くおられますが、ご本人様やそのご家族への指導を含めてきちんと行われている事はまだまだ少ない様に思われます。

やはり、認知症患者様への治療だけでなく、その介護者の負担を減らすようなサポートが出来るクリニックであらねばと思います。

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