脳卒中
脳出血
脳出血とは

脳出血は、脳内の血管が破裂して出血している状態を指し、出血を起こした脳の場所や出血の程度で、出現する症状や後遺症の程度も異なってきます。
原因として最も多く挙げられるのは「高血圧」で、過食や運動不足、多量の塩分・飲酒などによって引き起こされます。
下記のように、様々な症状を引き起こしますが、特に手足の力の異常」や「手足の感覚の異常」など、見過ごしがちな症状は、軽くみず、医師に相談することをおすすめします。
脳出血・・・こんな症状が出たら要注意!!

脳出血
意識の異常
- もうろうとする
- 理由なく暴れる

脳出血
手足の力の異常
- 字がうまく書けない
- 片足を引きずる

脳出血
手足の感覚の異常
- 唇の周囲と片方の手のひらの感覚が同時におかしくなる
- 入浴時、体の半分は厚さを感じない

脳出血
言語の異常
- うまく話せない
- 聞いた言葉や読んだ文章が理解できない

脳出血
視野の異常
- 片方の目が見えない
- 二重に見える

脳出血
バランスの異常
- 座ったり立ったりできない
- 体のバランスをとれない
やまさき脳神経外科クリニックでは、早期の「除外検査」をおすすめします

脳卒中を疑わせる症状の中で、「手足の動きが悪い」や「意識が無くなった」「呂律が回りにくい」といった症状は、脳卒中を起こしている可能性が特に高い症状になりますが、「身体がふらつく」「めまいがする」「皮膚の感覚がおかしい」といった症状は、血圧の問題や糖尿病といった他の原因も考えられます。
頭痛に関しても、多くは肩こりによる頭痛や血管性の頭痛であることが殆どです。
脳卒中以外の原因に関しては、放っておいてはいけませんが、直ちに対処をしないと重篤な事態になったり、麻痺などの後遺症が残る様なものではありません。
反面、脳卒中の場合は、直ちに対処をしないと、致命的になったり、再発して後遺症が残ってしまう危険性が高い病気です。
そういった意味で、可能性が低いとはいえ、必ず脳卒中の可能性を否定しておく「除外検査」をお勧めいたします。